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太鼓演奏などでセレモニーを盛り上げる園児 |
住宅用火災警報器の設置期限まで1年を切り、和歌山市消防局は7日までファイナルイヤーキャンペーンを実施。初日の1日に同市の市役所前でセレモニーを開き、私立鷺森幼稚園の園児約60人が太鼓を演奏するなど華やかに幕を開けた。
同市の警報器の設置率は、平成21年末で50%。キャンペーン中、各消防署は車両広報や住宅防火診断などを強化し、警報器の設置促進を図る。
セレモニーでは、同消防局の田中幹男局長が大橋建一市長に「早期の設置に向けて全力で取り組みます」と宣言。同幼稚園の年長の園児が、約2カ月かけて練習したぶんだら節などを披露。演奏終了後に横断幕を掲げ、「住宅用火災警報器を設置しよう」とこぶしを振り上げて笑顔で警報器の設置をPRした。
セレモニーが終わると、園児らは市役所の庁舎内で街頭啓発活動を行い、人体に無害な煙が充満する「煙体験ハウス」で火災の擬似体験をした。
中村颯佑君(5)は「太鼓上手にできた。火事を教えてくれる機械やから、みんなつけてほしい」と話していた。
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