|
医師の話を聞く参加者 |
紀の川市打田の公立那賀病院(近藤溪院長)でこのほど、第9回市民講座が開かれ、市民ら約100人が脳疾患について学んだ。
医師らの説明によると、脳疾患で死亡する人は現在、がん、心疾患に続き3番目に多く、過去には1番多いこともあった。脳疾患には、血管がつまる脳梗塞や血管が突然切れる脳出血があり、40歳を超えると発病する危険性が高まるという。
脳神経外科の桑田俊和科長は、脳疾患の予防策として「1無2少3多」という言葉を紹介。その意味を「喫煙しない、小食小飲、多く動き、多く休み、多く人と接する」と説明した。
参加した岩出市紀泉台の西林俊明さん(70)は「最近たばこを止めて、健康に気を付けています。脳疾患の前兆などを知り、勉強になりました」と話した。
|
05.紀の川・岩出・海南・紀美野 - 同カテゴリの記事
|