2010年06月07日

00.社会

タレントの新山さんが市の「少子化対策」でトーク

エンジョイライフ・エンジョイマリッジ・エンジョイファミリー

RIOさん左とトークを繰り広げる新山さん

テレビやCMでおなじみのママタレント、 新山千春さん(29)が6日、和歌山市の市民会館で行われたイベント 「エンジョイライフ・エンジョイマリッジ・エンジョイファミリー」 に出演し、 出産や子育てについて約800人の観客の前で赤裸々 に語った。 市が今年度から始めた事業 「元気わかやま少子化対策1・2・3」 の第一弾イベント。

エフエム大阪などで活躍中のDJ、 RIOさんがインタビュアーを務めた。 新山さんは、 当時交際段階で現夫の黒田哲史さん(現・埼玉西武ライオンズ一軍打撃コーチ補佐)が、 読売ジャイアンツに所属していたころに過労で倒れ、 「今病院に運ばれたら、 二軍になる」 という言葉を聞いて 「私がこの人の食生活をなんとかしてあげないと」 と意識し始めたと告白。 それまでしたことのなかった料理に励むようになり、 結婚を意識し出したことを振り返った。

結婚後、 待ち望んだ子どもを授かった時、素直に喜べない自分に悩み、 母親から 「子どもができた時は不安になって当然。 お母さんになった証だよ」 と言われ勇気付けられたことを明かした。 出産直前は仕事の多忙さから入院を繰り返した新山さんは 「赤ちゃんのトクトクという心音を聞くことで、 『生きてくれてるんだ、 ありがとう』と励まされた」 とし、「生まれた瞬間は、 『命ってあったかいんだ』と今までにない、 いとおしい感情が沸いた。最高の喜びでした」 と笑顔で語った。また、 子どもが生まれてからは、 周囲から 芸能人夫婦 という色眼鏡で見られないように節約生活を心掛け、 一般の人と同じ目線で日々を過ごしていることにも触れた。 そして、 出産を控えた女性へ 「不安でネガティブになりがちだけど、 自分なりの趣味や取りたい資格などを見つけて、 時間を有効にハッピーにつなげて」 とエールを送った。

最近結婚したばかりという岩出市の主婦 (32) は 「テレビでは旦那さんのことも面白く話しているけど、 真面目な話が聞けて、 つらいことはみんな同じなんだと勇気が出ました」 と話していた。





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