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「皆さん楽しみにしてくださる」と中島さん |
和歌山市中島の中島康行さん(63)宅のアジサイが、ことしも見ごろを迎えている。まるでシクラメンのような「風車」、純白の小花が集まり大きな手鞠になる「アナベル」、淡いピンクのフリルが華やかな「フラウハルコ」、その名の通りの「隅田の花火」「スターサファイア」と、同じアジサイだが百花繚乱。多彩な色合いと形に、訪れた人らは驚きの声を上げている。
10年前から趣味で始め、一枝もらい挿し木するなどして増やしてきた。一時は50種類ほどあったが現在は約20種類。花を咲かせている鉢植えは250以上、直植えも約60株ある。肥料である程度色を変えられるのも楽しさの一つといい、同じ種類をピンクとブルーに育て分けることも。
中島さんは、「皆さんが毎年楽しみにしてくださるのでやめられませんね。アジサイを始めてから友達が増えました」と笑顔。13日まで庭を公開しており、12日は趣味の陶芸展も開く。
問い合わせは中島さん(TEL073・471・8330)。
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