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携帯電話の危険性について紹介する楠木さん |
海南市下津町下津の市立下津第一中学校(浦啓校長)でこのほど、携帯電話との付き合い方を学ぶ「インターネット安全教室」が開かれ、全校生徒85人が身近にひそむネットの危険性について学んだ。
出会い系サイトの架空請求やネットいじめなど、インターネットにまつわる問題から子どもを守るため、毎年実施している教室。市青少年センターの楠木誠治社会教育専門員、綿野茂身センター指導員の2人が講師となり、サイバー犯罪の怖さを紹介した。啓発ビデオでは、携帯電話を使うルールをつくること、フィルタリングの大切さ、暴言を書かないなどのネットモラル、無料コミュニティサイト上での注意点が喚起され、生徒たちは熱心に見入っていた。
最後に楠木社会教育専門員は「ネットは便利な一方、危険な一面もあり、文字だけで人を傷つけることもある。必ずルールを決めて使ってほしい」と注意を呼び掛けた。
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