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時計を前に笑顔の児童 |
6月10日は 「時の記念日」。 和歌山市住吉町の市立本町小学校 (山本明広校長) は、 時の大切さを知るため学校のチャイムを鳴らさない運動を30年以上前から続けている。 児童たちは自らが時間の使い方を考え、 自然と時間管理ができるようになっているようだ。
ノーチャイム運動 「心にチャイムを」というこの運動は、 児童に普段の生活の中で物事に余裕を持って行動するための 「5分前行動」を取らせており、時の大切さを学んでいる。児童たちは長年のノーチャイムで習慣付いたのか今では授業に遅れることもない。また、新入生らも上級生に教えられ、 伝統の習慣が身に付いているという。
山本校長は「児童たちは心に余裕があり落ち着いて行動しています。 逆に私の方がうっかりしてしまいます」と苦笑い。
4年の大平洸太郎君(10)は 「チャイムがないので、 普段から時間の使い方を考えて余裕のある行動をしています。 学校以外でも時間ぎりぎりでということはなくなりました」 と話している。
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