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上芝会長からルビー賞クラブ賞を受け取る東さん左 |
国際ソロプチミスト和歌山 (上芝えり子会長) は16日、 女性の生活向上を目指して勉強や研究をしている女性や、 地域や社会で活躍している女性を少しでも支援しようと、 和歌山市のアバローム紀の国で 「女性に機会を与える賞」などの各アワード賞クラブ賞を5人に贈呈した。
各アワード賞は、 国際ソロプチミストアメリカ日本中央リジョンに所属する144クラブが推薦した候補者の中から、 同リジョンとアメリカ連盟が審査し贈呈する賞。 しかし狭き門のため、 優秀でありながら受賞できなかった同クラブの推薦者5人を、 今回クラブが独自に表彰することになった。
受賞者は、 「女性に機会を与える賞」 (家族を扶養しながら、 今よりも条件の良い仕事に就こうと技術訓練や勉学に励む女性対象) が慶風高校3年の村上加代さん (19) =和歌山市▽ 「ヴァイオレットリチャードソン賞」 (ボランティア活動を行っている14~17歳の女性対象) がガールスカウト日本連盟和歌山第4団の東佑宇子さん (17) =同▽ 「ソロプチミスト・ルビー賞」 (自らの専門職やボランティアを通じて、 女性や女児の生活向上のため努力している女性対象) がNPO法人認知症サポートわかやまの林千恵子代表 (56) =海南市▽ 「女子大学院・女子大学生奨学金」 が近畿大学大学院生物理工学研究科の中野美穂さん (25) =岩出市▽ 「専門学校女子学生資格取得支援金」 が和歌山国際厚生学院理学療法学科の山田里紗さん (21) =和歌山市 (5人の所属・年齢はことし1月の応募時)。
上芝会長から賞状と支援金を手渡された5人 (村上さんは代理) は、 それぞれの活動内容と思いをスピーチ。 中野さんは、 「不妊症に悩む人が増えています。 現在、 不妊治療につながる研究を行っていますが、 患者さんの笑顔を見られるよう、 胚培養士を目指します」 とお礼と決意を述べた。
同クラブは、 「今後も、 夢を生きる努力をしている女性を支援したい。 今回はクラブ賞なのでわずかな支援ですが、 連盟賞やリジョン賞を獲得すれば、 最高5000ドルや30万円の賞金、 120万円、 50万円の奨学金がもらえます。 自薦他薦を問わず頑張っている女性を教えていただきたい」 と呼び掛けている。
各アワードの詳しい内容は、 上芝会長 (TEL073・487・0055)。 または国際ソロプチミストアメリカ日本中央リジョンのホームページで。
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