2010年06月20日

00.社会

芦原幼稚園の壁画が「復活」

和歌山市立芦原幼稚園

壁画の前で笑顔の山本さんと園児たち

壁一面には仲良く楽しげに遊ぶ動物たち。 和歌山市雄松町の市立芦原幼稚園 (高善昭園長) の壁面が、 夢いっぱいに生まれ変わった。描いたのは同市杭ノ瀬の元小学校教諭、 山本久見子さん (57)。 以前に描かれていた壁画も山本さんによるもので、 山本さんは 「やっと気になっていた一つの作品を仕上げた感じ。 私の絵が少しでもお役に立てれば」 と完成を喜んだ。

壁画は縦約1・5メートル、 横約30メートル。 前回の制作は19年前、 当時の園長が隣接する芦原小学校に勤務していた山本さんに、壁画の制作を依頼したことがきっかけだった。 しかし壁画も月日を重ねて劣化。 園の前を通る度に、 ペンキが薄くなっていたことがずっと気になっていたという山本さんは、 昨年の春に小学校を退職しことし1月、 「描き直したい」と同園に壁画の制作を申し出た。

「クジラを描いて」「アシカがいいな」園を訪れた山本さんに、 園児たちは次々とリクエスト。 それらを基にした図案を見せるとみんな大喜びで、 完成を心待ちにしていたという。

山本さんは 「子どもたちの素直さに心の底から動かされていった」 といい、 19年前と同じ新鮮な気持ちで4月下旬から制作開始。ほぼ毎日同園を訪れ、壁一面を鮮やかに彩った。 四季の移り変わりや自然溢れる風景の中に、 さまざまな動物を生き生きと描き、 子どもたちがゲーム感覚で楽しめるようにと、所々にウサギの耳やタヌキのしっぽなどが見え隠れするという遊び心も添えた。

壁画を前に年長組の吉川奈那ちゃん (5)は 「先生は絵が上手。キリンさんがかわいくて大好き」 とにっこり。山本さんは 「みんなの反応が何よりうれしく元気をもらった。子どもたちの自由な感性で楽しんでもらえればうれしい」 と願っている。
壁一面には仲良く楽しげに遊ぶ動物たち。 和歌山市雄松町の市立芦原幼稚園 (高善昭園長) の壁面が、 夢いっぱいに生まれ変わった。描いたのは同市杭ノ瀬の元小学校教諭、 山本久見子さん (57)。 以前に描かれていた壁画も山本さんによるもので、 山本さんは 「やっと気になっていた一つの作品を仕上げた感じ。 私の絵が少しでもお役に立てれば」 と完成を喜んだ。

壁画は縦約1・5メートル、 横約30メートル。 前回の制作は19年前、 当時の園長が隣接する芦原小学校に勤務していた山本さんに、壁画の制作を依頼したことがきっかけだった。 しかし壁画も月日を重ねて劣化。 園の前を通る度に、 ペンキが薄くなっていたことがずっと気になっていたという山本さんは、 昨年の春に小学校を退職しことし1月、 「描き直したい」と同園に壁画の制作を申し出た。

「クジラを描いて」「アシカがいいな」園を訪れた山本さんに、 園児たちは次々とリクエスト。 それらを基にした図案を見せるとみんな大喜びで、 完成を心待ちにしていたという。

山本さんは 「子どもたちの素直さに心の底から動かされていった」 といい、 19年前と同じ新鮮な気持ちで4月下旬から制作開始。ほぼ毎日同園を訪れ、壁一面を鮮やかに彩った。 四季の移り変わりや自然溢れる風景の中に、 さまざまな動物を生き生きと描き、 子どもたちがゲーム感覚で楽しめるようにと、所々にウサギの耳やタヌキのしっぽなどが見え隠れするという遊び心も添えた。

壁画を前に年長組の吉川奈那ちゃん (5)は 「先生は絵が上手。キリンさんがかわいくて大好き」 とにっこり。山本さんは 「みんなの反応が何よりうれしく元気をもらった。子どもたちの自由な感性で楽しんでもらえればうれしい」 と願っている。





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