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サテライト前で行われたテープカット |
学校法人プール学院大学・プール学院大学短期大学部(本部=大阪市生野区、岩坂正雄理事長)の「わかやまキャンパス」が21日、和歌山市本町の複合商業施設フォルテワジマ6階にオープンし、記念セレモニーが行われた。同学の大学教育60周年を期にサテライトキャンパスを開設したもので、学生が和歌山でのフィールドワークに使用するほか、地元産業界と連携したキャリア教育、生涯教育、地元就職への拠点などとして活用していく。
同学は明治12年、日本で最も古い女子教育機関の一つ「永生女学校」として設立。昭和22年に校名を「プール学院」と変更した後、25年に短期大学を開学した。大学は「国際文化」「子ども教育」「英語」の3学科、短期大学は「秘書科」「幼児教育保育学科」で、和歌山から進学する学生も多い。
セレモニーには行政、経済、学校関係者ら約60人が参加。杉山修一学院長は「キリスト教の大学の大きな特徴は『子どもを大事にする』こと。和歌山は手まり歌に代表されるように子どもを大事にする気風があり、とてもうれしく思う」。短期大学部の木村一信学長は「和歌山の皆様方と協力して、新しい日本を背負う人材を育てたい」とあいさつ。柏原康文県企画部長、大橋建一市長、片山博臣県商工会議所連合会長が祝辞を述べ、(株)和島興産の島和代社長は「和歌山で学び、和歌山で就職する、これこそが和歌山の活性化の第一歩。フォルテワジマがそのお役に立てて本当にうれしい」と、若者の集う施設を歓迎した。
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