2010年06月23日

02.政治・経済

和歌山市長選、小野原氏が出馬へ、小田氏は選対事務所開き

市長選出馬について会見に臨む小野原氏

市長選出馬について会見に臨む小野原氏

7月25日告示、 8月1日投開票の和歌山市長選挙に向け、 市民団体 「活気ある住みよい和歌山市をつくる会」 は22日、 新日本婦人の会県本部の事務局長、 小野原典子氏 (55) =新人・無所属=を擁立すると発表した。 同会構成団体の日本共産党県委員会が推薦を決めている。 また、 23日には、 すでに出馬表明している和歌山大学前学長の小田章氏 (67) が事務所開きを行った。

市長選には、 3選を目指す現職の大橋建一 (64) と和歌山大学前学長の小田の2氏が出馬を表明しており、 小野原氏は3人目。

小野原氏は、 新潟県南魚沼市出身で、 早稲田大学教育学部卒業後、 東京都内のシンクタンクに勤務するなどし、 昭和62年に和歌山市に転居し、 平成19年から現職。
会見では、 学校給食調理の民間委託化▽支所連絡所の窓口業務を廃止し、 コミュニティセンター集約▽同和行政▽青岸への産廃処理施設建設の許可など市の政策を列挙し、 「市民の願いに応えられていない」 と批判。

そのうえで、 国保料の引き下げ、 高齢者と子どもの医療費無料化、 地方行革などを実施するとし、 「市民が主人公の、誇れる市政をつくっていきたい」 と決意を話した。 小野原氏は、 「高い国保料など命が脅かさせている市政。 市民の願いを市長選で力の限り訴えたい」 と話している。

一方、 小田氏は、 南海和歌山市駅前の同市杉ノ馬場の厚仁ビル2階に後援会事務所を開いた。 開所式には、 支援者約50人が出席。 後援会の杉本勝徳会長が 「和歌山市を元気にするために小田さんに当選してもらいたい。 投票率が50%を超えれば勝てる。 力を結集してください」 とあいさつ。 小田氏は 「和歌山市のために立ち上がろうと決意しました。 皆さんの支援をよろしくお願いします」 と訴えた。
事務所開きで玉串をほうてんする小田氏
事務所開きで玉串をほうてんする小田氏
大橋氏
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