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笑顔で呼び掛ける県立医大のラグビー部 |
県や市、 関係機関は、 国際麻薬乱用撲滅デーの26日、 JR和歌山駅周辺で 「ダメ。 ゼッタイ。」 普及運動の街頭広報活動を実施し、 駅の利用客へ薬物に手を出さないよう呼び掛けた。
同運動は、 全国で広がる薬物乱用問題を阻止しようと、 平成10年からスタート。 この日、 同運動に若者が参加するヤング街頭キャンぺーンが行われ、 和歌山では県立医科大学ラグビー部やガールスカウト日本連盟県支部の小学生や大学生を含めた約100人が参加した。
「NODRUG」 と書かれたティッシュやばんそうこう、 うちわ約2000ずつを 「お願いします」 と大きな声を掛けながらPRしていた。
ユニホーム姿で、 笑顔で啓発していた同大学ラグビー部キャプテンの5回生、 高辻謙太さん(22)は 「薬物は自分自身が壊れてしまうし、 依存性が高くて周りに迷惑をかけるイメージがある。 若者はもちろん、 強い意志で使わないでほしい」 と話していた。
県薬務課によると、 県内の大麻や覚せい剤の検挙者は平成19年から年々増加しており、 昨年中は大麻が35人、 覚せい剤が145人だったという。 同運動は7月19日までの約1カ月行われ、 県内各地で街頭キャンぺーンが実施される。
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