2010年07月06日

03.スポーツ

D―1で四箇郷が初優勝、全国小学生ドッジ県大会

第20回夏の全国小学生ドッジボール選手権県大会「東不動産カップ」が3日、和歌山市中ノ島の県立体育館で開かれ、30チーム約500人が各部門に分かれて熱戦を繰り広げた。D―1部門は四箇郷ドッジボールクラブが橋本ミラクルファイターズAを下し、初優勝を飾った。高松キングファイターズが3位と健闘したほか、D―1GはO☆KIDSSupergirls、D―3はつか小キッズセサミがそれぞれV。D―1の部を制した四箇郷ドッジボールクラブは8月22日、東京で開かれる全国大会に出場する。

全国切符を勝ち取った四箇郷ドッジボールクラブのメンバー - D―1で四箇郷が初優勝、全国小学生ドッジ県大会
全国切符を勝ち取った四箇郷ドッジボールクラブのメンバー

3位と健闘した高松キングファイターズのメンバー - D―1で四箇郷が初優勝、全国小学生ドッジ県大会
3位と健闘した高松キングファイターズのメンバー

熱気の漂う体育館に両チームの声援の声が響いたD―1部門の決勝は、準決勝で高松キングファイターズを破った四箇郷ドッジボールクラブと優勝候補岩出ガメラーズに圧勝した橋本ミラクルファイターズAの対戦となった。両チームは予選リーグに続いての2回目の顔合わせとなった。決勝は2セット先取で行われ予選で勝利している四箇郷が主導権を握り優勢にゲームを進めた。主将でチームの要である芝本と外野の濱崎悠が早いパス回しで相手守備を翻弄(ほんろう)。チャンスを確実に生かし芝本の強烈な球が次々にヒットした。守備でも連携の取れたフォーメーションを維持し、相手の球を度々キャッチ。チームが一丸となってゲームを盛り上げ、気持ちを全面に出したプレーで奮闘、第1セットを10―4で奪取した。第2セットでも勢いの衰えない四箇郷は、素早い攻撃と芝本の正確なショットで試合の流れを引き寄せると、堅実な守備で危なげない試合運びを披露。11―5で力を見せつけ試合を決めた。

芝本悠人主将は「優勝できてうれしい。全国大会も優勝を狙いたい」と初の全国に向けて意気込んだ。吉田桃花副主将は「いつもより良い試合ができた。声も出ていて良かった」と試合を振り返った。上位結果、入賞メンバーは次の通り。

【D―1部門】◇準決勝=橋本ミラクルファイターズA10―3岩出ガメラーズ▽四箇郷ドッジボールクラブ10―6高松キングファイターズ◇決勝=四箇郷ドッジボールクラブ2(10―4、11―5)0橋本ミラクルファイターズA

【D―1G部門】◇決勝=O☆KIDSSupergirls2(11―9、9―8)0高野口コンティニューガールズ

【D―3部門】◇準決勝=つか小キッズセサミ7―0和陸クラブ▽橋本ミラクルファイターズD4―2藤並BOMBERsJr◇決勝=つか小キッズセサミ5―0橋本ミラクルファイターズD

【D―3&D―1G部門】◇交流戦=O☆KIDS悟空6―0妙小やんちゃ~ずピヨピヨ▽高野口コンティニューガールズ6―4妙小やんちゃーずジュニア

【四箇郷ドッジボールクラブ】監督=西本明史▽選手=芝本悠人、濱崎悠真、黒木奎冴、濱崎柊哉、佐伯真唯、林聖也、松尾弥耶、朝間聖、高橋陸、吉田桃花、得津遥音、木下涼、久保直輝、蔭山伊織、矢野聡空、塩中海心、林和人、川島大和、南方柊磨

【高松キングファイターズ】監督=石井良基▽選手=鹿嶋遼太、中谷有吾、石井太基、新家悠太、紺谷武司、福田将也、和田開、山下樹人、阪野友哉、山田悟史、田中康智、山本航、清水成樹、阪野達哉、速水海登、下井秀斗、守安悠人





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