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バスケットボールの楽しさを教える楠田さん |
和歌山市東高松の市立高松小学校(川端良幸校長)で8日、バスケットボール教室が開かれ、平成16年のアテネ五輪に出場した楠田香穂里さん(36)=現・共栄大学女子バスケットボール部監督=が6年生75人にスポーツの魅力を伝えた。
文部科学省と日本体育協会の「スポーツ選手活用体力向上事業」の一環。楠田さんはバスケットボールを始めたきっかけや、現役時代に身長が低くて(165センチ)苦労したことを話し、「夢はあきらめず、実現できるよう頑張って下さい。必ずかないます」と児童に優しく語りかけた。
実技指導ではドリブルやシュートの手本を見せ「脇を締めることが大切」とアドバイス。子どもたちは教えられたことを頭に入れながら熱心にドリブルの練習などに汗を流した。
大羽一歌さん(12)は「楽しかった。これからバスケットを始めてみようと思いました」と笑顔で話していた。楠田さんは「スポーツを通して礼儀正しさや、人を大切にする心を学んでくれるとうれしい」と話し、今後も小学校を訪問する活動を続けていくという。
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