2010年07月10日

00.社会

わかやまポンチ、児童がプレゼン

「わかやまポンチ」プロジェクト

1位に選ばれ喜ぶチーム「スイートスイーツ」

和歌山大学教育学部付属小学校(川本治雄校長・同市吹上)4年生が企画段階から加わり、コンビニエンスストア(ファミリーマート)での販売を目指す、県のご当地スイーツ「わかやまポンチ」プロジェクトは9日、児童の試作品のプレゼンテーションを実施。6チーム参加の中、チーム「スイートスイーツ」が作った「3S(スイート・酸っぱい・スイーツ)」が1位を獲得した。今後、ファミリーマート商品開発部の手によって10月の販売に向け商品化が進められる。

「3S」はベースにパンナコッタを使用し、梅の甘露煮の種を抜き5つに切って飾り付けた真っ白いフルーツポンチ。審査を担当した全国わかやまポンチ協会の田上善人総裁は「梅の種を取ってある気配りに感動しました。とてもバランスが良い商品に仕上がっています」と絶賛した。

パンナコッタを入れることを提案した嶋田隼人くん(10)は目に喜びの涙を浮かべながら「苦労したかいがありました。とてもうれしいです」と喜んでいた。

「わかやまポンチ」は、1県産梅の甘露煮またはシロップ漬けを使用21つ以上の県産フルーツを使用3県産梅とフルーツが使われていることが消費者に分かるように工夫する。という3つのルールがあり、子どもたちはこの日のために全員で田辺市の梅干し工場に見学に行ったり各自、自宅で試作品を作ったり、さまざまな努力をしてきたという。 関係者や保護者、約40人が見守る中行われたプレゼンは、フルーツポンチの底にカステラを敷き詰めたものや梅の生キャラメルを使用するものなど6種類、子どもならではの柔軟な発想が飛び出し、関係者からは驚きの声が上がっていた。





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