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3回裏、 2死満塁で明渡の右前適時打で生還した関戸主将 |
第92回全国高校野球選手権大会は16日、 県営紀三井寺球場で1回戦3試合が行われ、 第1試合で桐蔭が和高専と対戦。 10―0の5回コールドで圧勝し2回戦に駒を進めた。
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 計 |
和高専 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
桐蔭 | 0 | 0 | 4 | 4 | 2X | 10 |
桐蔭は3回裏、 先頭の田村が四球を選び出塁し、 山路が左前打を放ち無死1、 2塁。 生駒の内野安打で満塁とすると、 続く種治の放った打球は2塁手強襲の内野安打となり、 待望の先制点を奪った。 1死後さらに満塁の場面で関戸が死球で押し出し。 得点を重ね、 2死満塁から明渡が右前適時打を浴びせ2点を奪いリードを広げた。
4回にも打線がつながり、 安打と2四球で無死満塁とすると、 種治の三遊間を割る左前適時打、 坂口が走者一掃となる左翼線に2塁打を放ち4点を重ねて試合の主導権を握った。 守っては先発2年生の田村投手が5回を被安打1で無失点に抑える好投。 秋以来の公式戦となった田村は初回、 ボール先行で2四球を与え2死1、 2塁のピンチを迎えたが、 続く打者を低めの変化球で三振に抑え踏ん張りを見せた。 初回こそ苦しい立ち上がりとなったが、 2回以降は持ち味の速球を低めに集める投球を披露。 足を上げてためをつくるフォームから繰り出される速球は回を追うごとに威力を増し、 和高専打線を手玉に取った。
伊藤監督は 「初戦で固さは出ていたが先制できて理想的な形で勝てた。 先発の田村がテンポの良いピッチングで活躍をしてくれた。 次の試合も万全で臨みたい」 と話した。 先発の田村投手は 「ストレートが走っていた。 初回のピンチの時、 周りの声が気持ちを楽にしてくれた」 と試合を振り返った。
【15日第2試合】
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
熊野 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
箕島 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | X | 2 |
【同第3試合】
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 |
南部龍神 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
紀北工業 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 5 |
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