2010年07月16日

03.スポーツ

桐蔭が5回コールド勝ちで2回戦へ

3回裏、 2死満塁で明渡の右前適時打で生還した関戸主将

3回裏、 2死満塁で明渡の右前適時打で生還した関戸主将

第92回全国高校野球選手権大会は16日、 県営紀三井寺球場で1回戦3試合が行われ、 第1試合で桐蔭が和高専と対戦。 10―0の5回コールドで圧勝し2回戦に駒を進めた。

TEAM12345
和高専000000
桐蔭00442X10
(5回コールド)
〔和〕 中本、 玉置―石谷 〔桐〕 田村―明渡

桐蔭は3回裏、 先頭の田村が四球を選び出塁し、 山路が左前打を放ち無死1、 2塁。 生駒の内野安打で満塁とすると、 続く種治の放った打球は2塁手強襲の内野安打となり、 待望の先制点を奪った。 1死後さらに満塁の場面で関戸が死球で押し出し。 得点を重ね、 2死満塁から明渡が右前適時打を浴びせ2点を奪いリードを広げた。

4回にも打線がつながり、 安打と2四球で無死満塁とすると、 種治の三遊間を割る左前適時打、 坂口が走者一掃となる左翼線に2塁打を放ち4点を重ねて試合の主導権を握った。 守っては先発2年生の田村投手が5回を被安打1で無失点に抑える好投。 秋以来の公式戦となった田村は初回、 ボール先行で2四球を与え2死1、 2塁のピンチを迎えたが、 続く打者を低めの変化球で三振に抑え踏ん張りを見せた。 初回こそ苦しい立ち上がりとなったが、 2回以降は持ち味の速球を低めに集める投球を披露。 足を上げてためをつくるフォームから繰り出される速球は回を追うごとに威力を増し、 和高専打線を手玉に取った。

伊藤監督は 「初戦で固さは出ていたが先制できて理想的な形で勝てた。 先発の田村がテンポの良いピッチングで活躍をしてくれた。 次の試合も万全で臨みたい」 と話した。 先発の田村投手は 「ストレートが走っていた。 初回のピンチの時、 周りの声が気持ちを楽にしてくれた」 と試合を振り返った。

【15日第2試合】

TEAM123456789
熊野0000000000
箕島00100010X2

〔熊〕 花野、 武田―大坪 〔箕〕 大沼、 羽端―中谷

【同第3試合】

TEAM12345678910
南部龍神00012100004
紀北工業00110020015

(延長10回)
〔南〕 森本、 芝崎―山本 〔紀〕 狭間、 田輪、 西田―木村





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