2010年07月20日

03.スポーツ

体操の田中兄妹を激励

贈られた寄せ書きを手に喜ぶ田中和仁選手㊧と理恵選手 - 体操の田中兄妹を激励

贈られた寄せ書きを手に喜ぶ田中和仁選手左と理恵選手

10月16日から24日にオランダのロッテルダムで開かれる体操の世界選手権に史上初めて、兄妹で出場する田中和仁選手(25)=徳洲会=と理恵選手(23)=日体大大学院=の激励会が18日、和歌山市の華月殿で開かれ、応援者ら約90人が2人の健闘を祈った。


二人はともに和歌山北高校出身。和仁選手は、昨年の世界選手権の種目別平行棒で銅メダル、個人総合でも4位に入るなど日本を代表するアスリート。理恵選手は、初めての世界選手権出場。姿勢のきれいな体操には定評があり、昨年のユニバーシアードでは個人総合5位。10代がほとんどの女子日本代表では遅咲きの苦労人だ。アイドル並みのルックスで雑誌にも取り上げられるなど知名度は高い。

激励会では、県体操協会会長の世耕弘成参院議員が「和歌山で育った人が世界で活躍することは、和歌山で頑張る子どもたちの励みになる。素晴らしい成績を収めていい影響を与えてほしいです」と激励。和仁選手は「(激励会が)盛大すぎてびっくり」と笑いを誘い、「昨年のメダルよりもいい色を持って帰りたい」と決意を新たにした。理恵選手は「日本代表に恥じない演技をしたいです」と抱負を述べ、集まった応援者から日の丸に書いた寄せ書きがプレゼントされた。

父親の章二さん(60)は「大勢の人に集まってもらえて本当にありがたい。二人には頑張ってもらいたいです」と話していた。





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