|
|
600缶の災害備蓄用パンと同連合自治会役員 |
あらゆる災害に備えよう。 松江地区連合自治会(川崎敏弘会長)は缶入りの災害備蓄用パン600缶を購入。 近日中に市が指定する避難場所の市立松江小学校、 河西コミュニティセンターへ配備する。 連合自治会単位で同商品を購入したのは、 湊地区連合自治会に続いて県内で2団体目。 川崎会長(72)は 「最近はゲリラ豪雨の発生もあり、 いつどこでどんな災害が起こるか分からない。 いざというときに備えたい」 と話している。
松江地区連合自治会では、 今までに災害用の食品を常備しておらず、 近隣の湊地区連合自治会から話を聞いて購入を考えたという。 アルファー米などさまざまな非常食を試食したが、 おいしくて簡単に食べられるという理由で、 同商品に決定した。
同商品は簡単に開缶でき、 1缶に2つのパンが入っている。 味や食感も市販のパンとほとんど変わらない。 缶のデザインは、 アメリカ出身で雑誌やCDのジャケットなどを手掛けているイラストレーター 「TAD星谷」 さんが無償でデザインしたもの。 広川町の 「稲村の火の館」 に防災用品として展示されており、 同館隣の 「稲村の火の館物産店」 では1缶から小売りしている。 連合自治会以外にも、 県内の保育所や幼稚園数カ所が非常食として備蓄している。
同商品は製造から5年間保存可能だが、 同連合自治会は、 毎年600缶ずつ購入する予定という。
川崎会長は 「東南海・南海地震もくると言われているし、 非常食は必ず備蓄しておくべき。 どんな世代にも柔らかくて食べやすい非常食では」 と話している。
|
00.社会 - 同カテゴリの記事
|