2010年07月22日

00.社会

松江地区に災害備蓄用パン

松江地区連合自治会

600缶の災害備蓄用パンと同連合自治会役員

あらゆる災害に備えよう。 松江地区連合自治会(川崎敏弘会長)は缶入りの災害備蓄用パン600缶を購入。 近日中に市が指定する避難場所の市立松江小学校、 河西コミュニティセンターへ配備する。 連合自治会単位で同商品を購入したのは、 湊地区連合自治会に続いて県内で2団体目。 川崎会長(72)は 「最近はゲリラ豪雨の発生もあり、 いつどこでどんな災害が起こるか分からない。 いざというときに備えたい」 と話している。

松江地区連合自治会では、 今までに災害用の食品を常備しておらず、 近隣の湊地区連合自治会から話を聞いて購入を考えたという。 アルファー米などさまざまな非常食を試食したが、 おいしくて簡単に食べられるという理由で、 同商品に決定した。

同商品は簡単に開缶でき、 1缶に2つのパンが入っている。 味や食感も市販のパンとほとんど変わらない。 缶のデザインは、 アメリカ出身で雑誌やCDのジャケットなどを手掛けているイラストレーター 「TAD星谷」 さんが無償でデザインしたもの。 広川町の 「稲村の火の館」 に防災用品として展示されており、 同館隣の 「稲村の火の館物産店」 では1缶から小売りしている。 連合自治会以外にも、 県内の保育所や幼稚園数カ所が非常食として備蓄している。

同商品は製造から5年間保存可能だが、 同連合自治会は、 毎年600缶ずつ購入する予定という。

川崎会長は 「東南海・南海地震もくると言われているし、 非常食は必ず備蓄しておくべき。 どんな世代にも柔らかくて食べやすい非常食では」 と話している。





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