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吉宗像の前で啓発活動する一日海上保安官 |
ことしも吉宗像がPR。和歌山海上保安部はこのほど、和歌山市吹上の県立近代美術館前で、伏虎ライオンズクラブ(池清信会長)の協力を得てライフジャケット(救命胴衣)の着用推進活動を行った。
昨年好評だった、県立美術館前の吉宗像に救命胴衣を着せる着用推進キャンペーンをことしも実施。それに伴ってこの日、同像を県へ寄贈した同クラブも啓発活動に参加し、約30人が取り組んだ。
同クラブの事務職員、山本美保さん(37)と和歌山南ライオンズクラブの尾上由起さん(39)が 一日海上保安官 として、真っ白な同部の制服を着てPR。個人情報を書き込んだ紙を入れられる警笛やエコバッグなど啓発グッズ約130個を、「海や川で遊ぶ時は救命胴衣を着けてください」と声を掛けながら手渡した。
尾上さんは「小さな時にプールでおぼれかけた記憶があるので、身を守るためにも必ず救命胴衣を着けてほしい」、池会長は「市内の目立つ場所でアピールすることで効果があれば」と話していた。
同部警備救難課によると、平成21年中、同部管内で遊泳中や海中転落で死亡した4人すべてが、救命胴衣を着けていなかったという。吉宗像の着装キャンペーンは8月10日まで。
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