2010年07月29日

02.政治・経済

参謀にインタビュー

宅田潤司事務局長(55)
小野原陣営(活気ある住みよい和歌山市をつくる会)
宅田潤司事務局長(55)

ヒマワリのような人
平成8年から「活気ある住みよい和歌山市をつくる会」の事務局長を務め、市長選に出馬する人を支援してきた。「和歌山市がどうなっていくのか。このままではいけない」。そんな思いを持って、長い間地域活動に励んで面識もあった小野原典子氏に出馬を要請した。「悩んでいたけど、決めていただけて良かった」と笑う。

小野原氏を「まっすぐな、本当にヒマワリのような人」と評し、「みんなで知恵を出していこうという考えを持っている。懇談会を開けば常に誰かの話を聞き、時間が足りなければ個人的に懇談することもある。ものすごくフットワークがいい」と話す。

選挙期間中は、支援者らがヒマワリをプリントしたTシャツを着て選挙戦に挑んでいる。もちろん手作り。「小野原さんの希望でヒマワリになりました。皆さんの思いを集めてヒマワリの花びらのように咲かせたい。政策を聞いてもらえたら必ず響くと思っています」と話している。


杉本勝德会長(69)
小田陣営(小田あきら後援会)
杉本勝德会長(69)

本当に純粋な人
杉本特許事務所の弁理士として和歌山や大阪などで活躍している。テレビ番組出演をきっかけに小田章氏と知り合い、意気投合。和歌山大学で知的財産権の講義も任されていた。「彼が出馬するなら応援しよう」と後援会の会長を引き受けた。

「本当に純粋な人」と小田氏を評する。常に「和歌山を何とかしたい」「市民はきちんとした行政サービスを受けることができていない」などと議論を交わしていたといい、「純粋な彼に市政を担当させたら面白いよ」と話す。

各種団体の推薦は受けていない選挙戦。「確かに推薦があれば安心だが、それでは推薦してもらった団体のための政治をすることになり、市民目線の政治ができない」とした上で、「市民一人一人が何を望んでいるか。それを考える『市民主体』の市政にしないといけない。しがらみのない彼ならできる。直球勝負で立ち向かって市を変えてくれる」と力を込める。


岩橋延直選対本部長(75)
大橋陣営(大橋建一後援会)
岩橋延直選対本部長(75)

絶対に信念曲げない
前回の選挙に引き続いて選対本部長を務める。大橋氏を「あんなまじめな人はいないよ。人に上手を言ったりすることはないし、絶対に信念は曲げない」と評価し、「この人のためなら、と思わせてくれる」と話す。

前市長の逮捕などで混乱期にあった8年前と現在を比べ、「大橋さんの清廉な政治で市民の心が落ち着いた。これは大きな成果じゃないかな」と笑う。

下水道料金の値上げなどについて、「市民の負担を求めることは今までの市長なら、選挙のことを考えてできなかった」とし、「和歌山の将来を考え、『今、やらなあかん』という信念のもと、人の嫌がることをやる人だ。地道に成果が出てきている」。

今回の選挙戦では、徹底した「節約」を掲げる。「大橋さんに合った選挙活動をしたい。地道に支持を広げ、地区会館などでできるだけ多くの人と会えるように工夫したい」と話している。





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