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わかやま新報主催の第21回和歌山弁俳句・川柳大会の選考会が3日、 本社で開かれ、 応募479人・881句の中から準新報賞に海南市の東海南中3年、 山田道君(14)が選ばれた。 奨励賞は紀の川市の矢田凱夫さん(66)ら7人。 表彰式は9月中旬に予定している。
大会は、 和歌山弁を使った俳句・川柳づくりを通じてふるさとの言葉の良さを知ってもらおうと開かれている。 俳句は無季・自由律もOKで、 和歌山市内を中心に毎回多くの作品が寄せられている。
選考会は貴志川俳句会主宰の高瀬昌宣氏、 和歌山信愛短大准教授の三浦雅樹氏、 本社社長の津村尚志があたった。 入賞句は次の通り (選評は近く紹介予定)。
準新報賞(俳句)
いつの日なおしゃべり消えたスズメの巣
東海南中3年、 山田道
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奨励賞(俳句)
ほないこら光を浴びて空の下
粉河高3年、 野中美里
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夏休みケムシに食われ木にかぶれ
紀の川市、 山本有輝
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はるはよこいゆきのふとんはもうとけた
紀の川市、 小林 優
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奨励賞(川柳)
「はよ行こら」 二歳の孫も和歌山弁
紀の川市、 矢田凱夫
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母親になろた料理でおもてなし
和歌山市、 堀田知沙
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かえらしな最近ひろたこの仔猫
和歌山市、 福永あゆみ
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片男波波の音さえきこえやん(一部添削)
和歌浦小6年、 北浦未悠
御礼 和歌山弁俳句・川柳大会はことしから年1回の開催です。 今回もたくさんの応募ありがとうございました。 なお、 本社の都合で選考会が予定より遅れたことをおわびいたします。 (株)和歌山新報社
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