2010年08月05日

00.社会

「和歌の浦」国名勝に、官報告示で正式に指定

和歌山市の 「和歌の浦」 が5日、 官報告示により国名勝に正式に指定された。 5月に文化庁文化審議会で記念物(名勝)に答申されていたもので、 これで県内の国指定名勝は11件になった。

「和歌の浦」 は、 自然的名勝の価値を持つ古来万葉集に詠まれた和歌の浦干潟、 片男波、 妹背山、 鏡山、 奠供山(てんぐやま)を中心とした範囲で、 玉津島神社、 塩竃神社、 妹背山海禅院多宝塔、 観海閣、 三断橋、 不老橋など面積約90万平方メートル。 橋梁、 展望地点、 海浜・砂嘴(さし)・島嶼(とうしょ)の3つの基準で同時指定された名勝の事例はほかにはない。

県は、 和歌浦の連合自治会や大学教授、 和歌浦で活動している市民団体などに意見を聞きながら、 和歌山市教委とともに今年度中に保存管理計画を策定する予定。

また、 白浜町の 「円月島」 も同日、 国名勝に指定された。





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