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全国で所在不明になっている高齢者が相次いで判明している問題で、 海南市では112歳女性と107歳男性の所在が分からなくなっていることが分かった。
市によると、 112歳の女性は当時100歳だった平成10年、 市の職員が所在を確認した際に親族から 「亡くなっている」 と申し出があったという。 その後、 女性の死亡手続きはされていない。
また、 107歳の男性は100歳になった平成15年、 市が祝い品を贈ろうと、 民生委員が手渡そうとしたが、 登録されている住所にはその当時から住んでいなかった。 市では77歳、 88歳、 99歳、 100歳の高齢者に祝い品を贈っている。 また、 男性には市から毎年役所関連の書類を送っていたが、 どれも不在扱いだったといい、 死亡届は出ていなかった。 市が年金機構に問い合わせたところ、 男性の年金支給履歴など一切履歴はなかった。 二人は共に単身だった。
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