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中橋の歩道のタイルが所々はがされ、アスファルトで補修されている |
和歌山市役所の北約150メートルにある「中橋」(全長31メートル、幅員5・8メートル)で、歩道に敷かれているレンガ調のタイルが何者かにはがされる事件がたびたび起きている。同橋は城北小学校の通学路にも指定されており、歩行者からは「穴ぼこだらけで子どもや高齢者が足をとられるかも。何でこんなしょうもないことをするのか」と憤る声があがっている。
市道路管理課によると、中橋は電車の鉄橋として使われていたものを昭和28年に移設。車道と歩道を分ける薄緑色の鉄柵はその時のなごりだという。
タイルがはがされ、穴があくたびに市民から市役所に連絡が入り、その都度、職員や業者が出動してアスファルトなどで穴を修復している。毎日中橋を通るという会社員の男性(28)は「補修のためにタイルをはがしているのかと思った。誰かの仕業とは...」と驚きを隠さない。
同課は「誰があんなことをするのか。持って帰ることは考えられないので川に捨てたりしているのかも...」と困惑。「元のようにタイルを張りたいが、費用も時間もかかるのでアスファルトで埋めています」と話している。
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