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目を凝らして的を狙う |
国体・オリンピック競技であるライフル射撃を広く知ってもらおうと、県と市のライフル射撃協会は9日から13日まで、和歌山市六筋目、和歌山競輪場内の紀の国ホールで体験教室を開催。県内の小学4年生から中学生延べ200人が射撃の基礎を学んでいる。
参加者は、銃から光線を標的に発射して点数を競うビームライフル、デジタル信号で的を狙うデジタルピストルを体験。基本的な説明を受けた後、約10メートル離れた場所から直径1ミリの的を狙うビームライフルに挑戦。子どもたちは、ライフルの引き金付近にある照門をのぞき、目を凝らし標的を定めていた。
市立高松小学校5年の辻子直貴君(11)は「学校でこの話を聞いてやってみたかった。目をずっと開いていると見えにくくなるけど、当たったらすごくうれしい」、県協会副会長の出来可也さん(58)は「安全で集中力が高まるスポーツ。保護者にも、鉄砲が危ないというイメージを変えてほしい」と話していた。
県協会らが、一般の子どもを対象に体験教室を開くのはことしで2回目。同協会によると、現在、県内で中学生から高校生までの6人が同競技の練習に励んでいるといい、体験教室に参加して興味を持った子もいるという。
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