|
|
手本を確認しながら粘土をこねる男の子 |
和歌山市岩橋の県立紀伊風土記の丘で15日まで、埴輪(はにわ)や勾玉(まがたま)を作る「夏休みモノ作り体験」が開かれている。盆恒例の6年目のイベントで、初日の13日は親子連れ約160人でにぎわった。
子どもたちは手本の埴輪をじっくり観察した後、親に教えてもらいながら一生懸命、粘土をこねて、高さ12センチほどの埴輪の形に仕上げていった。大きさはミニチュアサイズだが、作り方は全く本物と同じという。市立雑賀小学校1年生の松林要君(6)は「面白い顔の埴輪作りたい」と初めての体験を楽しんでいた。勾玉は、淡い緑の葉ろう石を紙やすりで削って作った。
紀伊風土記の丘の山本高照さんは「もの作りだけでなく、文化財に興味を持つきっかけにしてもらえれば」と参加を呼び掛けている。
時間は午前10時からと午後1時からの一日2回。参加費300円。申し込み不要。盆以外の期間も毎週日曜に開催している。問い合わせは紀伊風土記の丘(TEL073・471・6123)へ。
|
00.社会 - 同カテゴリの記事
|