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壁画が飾られる予定の絵本ぐるぐる |
エイブルアート(障がい者アート)で商店街を元気に!。NPO法人「わかやまNPOセンター」は9月30日まで、和歌山市のみその商店街の壁画として活用するためのエイブルアート作品を募集している。エイブルアートの普及とともに、同商店街の活性化策の一環として実施。今回初めての募集で、2作品が壁画に選ばれるという。
市の22年度和歌山の底力・市民提案実施事業で採択され、市から補助金を受けて実施する。同センターによると、「エイブルアート」はたんぽぽの家が提唱している言葉で、障害のある人たちのアートを「可能性の芸術」としてとらえ、芸術を通して新しいコミュニティをつくる市民芸術運動だという。
今回のエイブルアート作品の募集は、和歌山から可能性を持った人を発掘するとともに、壁画で商店街を活気づけたい狙いもある。
応募作品は10月2日に審査され、「絵本ぐるぐる賞」「わかやまNPOセンター賞」の2点が選ばれ、壁画となる。選外となった作品は、11月6日から12日まで、同商店街で開かれる展示会で披露される。
応募対象は、県内在住で障害があり、絵を描くのが好きな人。画材は、四つ切りサイズの紙や木板などの平面作品限定で、キャンバスは不可。水彩や色鉛筆、ボールペン、クレパスなどは可能。壁画に選ばれた作品は縦2メートル、横5メートル程度に引き伸ばされ、絵本ぐるぐるなどの店舗に掲示される。
同センターは「エイブルアートなら、みその商店街だ、と言われるようになれば。今後も1年に1回は作品を募集して各店舗の壁画にできれば」と話していた。
問い合わせは、同センター内エイブルアートみその商店街壁画コンペ事務局(TEL073・424・2223)へ。
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