2010年08月16日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

きみの夏祭りに過去最多の1万5000人来場

紀美野町の夜空を彩る迫力の花火 - きみの夏祭りに過去最多の1万5000人来場

紀美野町の夜空を彩る迫力の花火

紀美野町神野市場の文化センター・木の温もり広場で15日、第5回きみの夏祭り(同実行委主催)が開かれ、過去最多の約1万5000人でにぎわった。祭りは初参加の野上中学校吹奏楽部による演奏から始まり、ロックバンドや太鼓、ハワイアンフラダンス、タップダンスなど多彩なステージが繰り広げられた。最後は恒例の花火大会で、1500発が夜空に大輪の花を咲かせた。

祭りは午後4時から開始。商工会、役場、区長会、PTAなど各種団体が広場をぐるりと囲んで夜店を並べた。ほぼ毎年出演している桂枝曾丸さんが司会を務め、楽しいトークで会場を盛り上げた。舞台では野中吹奏楽部がマリオブラザーズのテーマ、アニメヒロインメドレー、嵐メドレーを披露。「ひみつのアッコちゃん」や「セーラームーン」の衣装を着て演奏するなど工夫も凝らし、客席を楽しませた。続いて海南高校大成校舎の総合音楽部が登場。サンボマスターの「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」などロック3曲を熱唱。会場から大きな拍手が送られた。また、海南高校美里分校の太鼓部、りら創造芸術高等専修学校によるタップなど息の合ったパフォーマンスも客席を沸かせた。

午後8時からは盆踊りがスタート。老若男女が中央に設置されたやぐらを囲み、炭坑節や3年前に完成した紀美野町音頭などを踊った。寺本光嘉町長や枝曾丸さんも参加して一緒に楽しんだ。ラストは約30分間の花火大会。1500発の花火が音楽に乗せて次々に上がった。広場は山間に位置するため音も大きく響き、来場者たちは地面に座って夜空を眺め、臨場感ある花火に酔いしれていた。中村修史実行委員長は「町の人口を超える大勢でにぎわうことができた。これからも楽しい思い出となる夏祭りを続け、町の活性化を図っていきたい」と話していた。





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