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チームのモットーは一声入魂 |
18、19の両日開かれた、「第77回NHK全国学校音楽コンクール・和歌山県コンクール」の中学校の部で、和歌山市梅原の市立貴志中学校(宮本芳寛校長)が15年ぶりに金賞に輝いた。県内の小中高校21校が参加し、小学校の部は田辺市立田辺第二小学校、高校の部は県立田辺高校が金賞を勝ち取った。金賞校は9月4、5の両日、NHK大阪ホールで開かれる近畿ブロックコンクールに県代表として参加する。
貴志中合唱部員は36人で女子がほとんど。放課後の練習に加えて個人・グループでの個別練習を実施。顧問の久保真紀教諭(40)は少人数できめ細やかな指導をしていこうと、力を入れている。
今回は中学生としては難しい宮崎県民謡の「日向木挽歌」を自由曲に選んだことでコンクールへの意欲も高まり、部員一丸となってやってきたことが金賞につながった。
同部は、同コンクール以外にも5日に開かれた県合唱コンクール中学校・高校部門(県合唱連盟主催)で金賞に輝くなど好成績を収めている。 パート練習のほか、筋トレなどの声づくりに「きつい」と言いながらも、先月完成したというそろいのTシャツを着て練習に励んでいる。
3年生のスパシアノ咲久良さん(17)は「3年生でやっと金賞をとれてうれしい」と言い、「悔いのないように頑張って成績を残したい」と近畿ブロックに向けて意気込んでいる。
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