2010年08月21日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

海南歴民館で土鈴作り

海南歴史民俗資料館

出来上がった土鈴に笑顔の子どもたち

子どもに昔の文化に親しんでもらおうと、海南市木津の海南歴史民俗資料館(土佐博館長)でこのほど、土鈴作り教室が開かれ、小学生約60人が完成した土鈴の音色を楽しんだ。

土鈴は古来から魔よけの神事に使われてきた陶製の鈴。 同館では元小川小学校校長の田伏楠夫さん、 元中野上小学校校長の東山保さんの2人が毎年講師を務め、 指導している。

子どもたちは500グラムの粘土の形を整え、 新聞紙で包んだ後、 中の玉となる粘土の小玉を入れて乾燥させた。 その後、 約800~900度の釜で焼き上げ、 中の灰を取り出して外観の色を塗って完成させた。 土鈴はカメ、 ウサギ、 恐竜、 パンダなど子どもの好きな形に仕上げられ、 どの子も出来上がった鈴の音色を振って楽しんでいた。

巽小学校の楠間優作君 (8) は 「これはナマズの土鈴。 ひれの部分を作るのが難しかったけど音はきれいだった」 と笑顔で話した。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


05.紀の川・岩出・海南・紀美野 - 同カテゴリの記事






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif