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康伸さんの伴奏で練習する参加者 |
歌でまちを元気にしようと、和歌山市米屋町のぶらくり丁内「みんなの学校」で21日、プロのシンガーを講師に迎えたゴスペル教室が始まった。初めての人から経験者まで、定員(50人)を超える約80人が参加し、初回から部屋いっぱいに元気な歌声が響いた。9月12日までの全4回で、最終日には全員で「街おこしライブ」を披露する。
講師は、主に関西で活動しているゴスペルシンガー・康伸(やすのぶ)さん。参加者は女性を中心に、子どもからお年寄りまで幅広い年代の人が集まった。この日はゴスペルの由来や腹式呼吸について学んだ後、ソプラノ、アルト、テナーの3グループに分かれて定番曲の「OH HAPPY DAY」を練習。康伸さんは「ゴスペルは自己解放。恥ずかしがってちゃだめ」と参加者に呼び掛け、最初は小さかった歌声も徐々に大きくなっていき、最後は全員で手拍子を合わせて盛り上がった。
知人に誘われて参加したという市内の大野早苗さんは、「面白かったです。本当はカラオケも苦手なんですが歌の楽しさが分かりました」とにっこり。康伸さんは「最初はもっと元気ないかと思ってたんですが、歌い出すとみんなすごくて、和歌山のパワーを感じました。歌う人も聞く人も、みんなに楽しんでもらえるようなライブにしたい」と意気込んでいる。ライブは9月12日午後3時から「みんなの学校」で。問い合わせは市まちおこし推進課(TEL073・435・1233)。
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