2010年08月25日

02.政治・経済

「側道を歩道に」、けやき大通り再生検討委で基本案

第2回けやき大通り再生検討委員会

第2回けやき大通り再生検討委員会 (委員長=村橋正武大阪工業大学教授) が24日、 和歌山市屋形町のルミエール華月殿で開かれた。 現在あるバス優先の側道を廃止し、 歩道を広げる計画案が示され、 委員から 「歩道を広くしたら駐車場の出入りがしにくい」 「中央にバス路線を」 など、 さまざまな意見があった。

同大通り(延長1951メートル、 幅員50メートル)を県のシンボルロードとして魅力をアップさせようと組織され、 6月に第1回の委員会が開かれた。 今回は、 北ノ新地交差点から公園前交差点までの約1キロの区間の利用計画案を事務局(県県土整備部)が提出。 基本案は、 側道を廃止し、 歩道と自転車道を設置する、 というもの。 そのほかに代替案として、 和歌山駅前交差点から北ノ新地交差点間と同様に、 側道をすべて歩道にする▽中央分離帯に遊歩道を設ける▽側道を狭めて駐車スペースと歩道にするなどがあった。

委員からは、「観光客に配慮したつくりに」 「樹木を大事にするべき」 「にぎわい創出」 「歩道の日々の清掃は誰が担うか」 「中央分離帯に遊歩道を設置したら商店街を利用してもらえない」 「車利用者のことも考えて」 などの意見が出された。

そのほか、 沿道住民や利用者らを対象に実施したアンケートも公表され、 けやき大通りに望むことで一番多かった意見が 「魅力あふれる商店街の形成」 だった。
次回は11月に開かれる予定で、 年内には意見をまとめ、 来年度の予算に反映させたいという。





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