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2010年08月27日

00.社会

雑賀崎に住みませんか、空き家バンクスタート

空き家バンクプロジェクト

「人の行き来を取り戻したい」と宮下さん

雑賀崎の古民家に住んでみませんか。 古い町並みに空き家が目立つようになった和歌浦湾沿岸一帯で、 定住を希望する人などに格安で空き家をあっせんする 「空き家バンクプロジェクト」 がスタートした。 和歌の浦の歴史的環境と地域遺産を生かしたまちづくりを目指そうと、ことし4月に発足した 「和歌の浦再生プロジェクト」 (保井彰友代表)の一環。

仕掛け人は同プロジェクトの専務理事を務める一級建築士の宮下啓司さん(61)。 事前調査によると雑賀崎・田野エリアの空き家は約100軒。 傷みの少ない物件から持ち主と直接交渉し、バンクに登録する計画。 空き家で放置するよりも、 手直ししつつ人が住むことによって建物の老朽化を遅らせることができるという。 定住向け住居のほか、 幹線道に面したものなどは店舗向けとしても登録可能。 家賃は数万円程度からと破格だ。

「元から存在する 『コミュニティ』 に溶け込んで生活することがあっせんの条件。 町としての力を取り戻すためにも、 人の行き来を復活させたい」 と話す宮下さんも地元雑賀崎出身。 今も顔見知りばかりという地域のため、 「顔」 を使ったプロジェクトに一肌脱いだ形だ。

定住目的で物件の紹介を受けた和歌山市内の男性(38)は 「ロケーションは最高で地域の横のつながりが心地よい。 中心市街地にも近く、 子育てにも最適」 と前向きに検討中。 宮下さんは 「空き屋マップを作り町を整理したい。 最終的には、 居住エリア、商売エリア、さらに宿泊エリアなどを整備して、 観光地としての和歌浦を再構築できれば」と話している。

問い合わせは宮下さん(TEL073・435・3512、090・2012・7051)へ。





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