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県警本部地域指導課がまとめたお盆時期(11日~17日)の水難事故の発生状況によると、件数、死者とも前年に比べて減少傾向だった。
ことしの同期間の水難事故は前年同期比1件減の2件、死者は1人減の1人、事故に遭い無事助かったのが1人増の2人。田辺署管内では10代の男女が川遊びをしていて流されたが自力ではい上がり、白浜署管内では50代の男性が磯釣り中に高波にさらわれて亡くなった。
同期間中に水難事故に関わったのはすべて県外の人で、ことし10日現在まででも、水難事故にかかわった人の約半数が県外の人といい、同課は「土地勘がなく危険な場所が分からないため、事故に遭いやすいとも考えられる」と分析。事故行為別では、魚釣り中が3割強を占めてもっとも多く、そのほかサーフィンやスキューバダイビング、水上バイクなどが続く。
同課は、「子どもが被害に遭う悲しい事故も起きている。海や川へ出掛けるときは、個人個人が危機管理をしてほしい」と話している。
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