2010年09月01日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

那賀消防で子ども意見発表会

子ども防災博士意見発表会

意見を発表する児童

小学6年生が防災についての作文を発表する 「子ども防災博士意見発表会」 がこのほど岩出市中迫の那賀消防組合消防本部で開かれ、 管内19校の代表児童が発表した。 児童は保護者、 隊員ら約100人が見守る中、 緊張した面持ちでそれぞれの防災に対する考えを主張した。 審査は学識経験者などの審査委員が行い、 11月に表彰式や作品展を予定している。

発表会はほかの児童の意見を聞くことで防災意識を高めてもらおうと毎年開催。

ある児童は阪神淡路大震災について触れ 「父がボランティアで救護に行き、 『悲惨な現状だった』 と話していました」 「被災した友人に水を送るため母は、 深夜のコンビニで売り切れの水が入荷されるのを待ったそうです」 などと父母から聞いたことを紹介し、 「災害用持ち出し袋の準備などが大切です」 と話した。

そのほか、 1854年に発生した南海地震の際に、 稲むらに火を付け大津波から村人を救った濱口梧陵や、 東南海・南海地震を取り上げた児童もいた。

講評で審査員の市教育委員会、 秦野吉弘指導主事は 「多くの人の中から選ばれた19人です。 みなさんの高い防災意識を周りの人にも伝えてあげてください」 と呼び掛けた。
意見発表したのは次の皆さん。

岡知希 (川原)、 岡田昂己 (田中)、 鳥羽美賀子 (中央)、 川本剛史 (麻生津)、 一ッ町大河 (上岩出)、 北山貴也 (丸栖)、 池田楓 (山崎)、 栢木麻衣 (中貴志)、 松見知香 (岩出)、 石田伊織 (東貴志)、 北村真帆 (西貴志)、 廣橋正樹 (粉河)、 神﨑未智 (安楽川)、 堀端知里 (池田)、 北野匠 (調月)、 香西沙耶香 (根来)、 長岡歩 (竜門)、 具路まどか (長田)、 東浦由真 (山崎北)。





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