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導入された携帯型の金属探知器 |
検事が庁舎内で切り付けられた事件を受け、和歌山市二番丁の和歌山地方検察庁は、携帯型の金属探知器を導入した。
同庁は、基本的に午前8時30分から午後5時15分まで業務しており、その時間帯は玄関に守衛1人、委託警備会社の警備員1人が常駐している。
事件が発生した2日に、同庁では次席検事、各幹部らで構成した危機管理検討会を発足。同庁の職員と警察関係以外の来訪者へ、金属探知器による持ち物検査、身分確認を徹底することなどを決めた。
また同時に、玄関ホールに金属探知器による持ち物検査への協力を呼び掛ける看板も設置。今週中に、郵便物などのチェック用に同庁へもう1台、県内の3支部1区検へも1台ずつ探知器を配備する予定という。
同庁は今後、不審者対応訓練を強化することなども考えているといい、「再発防止を目指したい」と話している。
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