2010年09月13日

00.社会

頼宜の時代を紹介、大橋市長が市高で講演

土曜講座「徳川頼宜の時代と和歌山市」

講演する大橋市長

和歌山市と徳川家のかかわりを通して、ふるさとのことを知ってもらおうと大橋建一市長(64)は11日、市立和歌山高校(西川洋校長)の土曜講座で「徳川頼宜の時代と和歌山市」と題して講演した。
同校普通科1、2年生約100人が参加。

大橋市長は、頼宣が1619年に紀州藩主として和歌山城に入る時のエピソードを紹介。 お国入り の途中、新築の名古屋城を見て「大阪城主になりたかった」と述べたことや、三層の天守閣に落胆し、「いつか五層」にと野望を持っていたことなどを明かした。また、初代藩主としての業績として1620年に東照宮を建立したと話した。

ほか、同市の発展を、地名の由来などを交えて分かりやすく説明すると生徒らは、じっとモニターを見ながら説明に聴き入っていた。

講演を聞いた1年の井西琢美君(16)は「今まで普通に見てたお城や堀を違う目で見られるようになった」と話していた。

同講座は昨年開講し、年間約30回、英語、数学を中心に学習に取り組んでいる。





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