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試作品の完成を喜ぶ女子生徒 |
高校と企業、行政が連携して「ご当地B級グルメ」を作ろうと、県立和歌山商業高校(宮下和己校長)で13日、「第3回産学官交流会」が開かれた。前回(7月12日)の各班会議で提案されたアイデアを基に8種類の試作品が完成した。商品化を目指してこの試作品の案を練り直し、10月29、30日の「商業教育フェスタ」で発表するという。
B級グルメに参加している企業は、(株)シマムラ、(株)いなさ、(株)きたかわ商店、(株)玉林園、(株)ダイナミック食品、(株)北畑海苔店の6社。試作品の調理は、和商生徒と企業約10人の班で行われた。
調理が終わった後の試食では、それぞれが調理した試作品を食べ合い、感想や新しいアイデアを打ち出していた。
一番人気のあったWAKAYAMAバーガー調理班は、ハンバーグの代わりに漬けダレに浸したマグロをカツにしたものを、トマトなどと一緒にはさんで完成させた。生徒からは「ソースなしでも味がしっかりしている」、「移動中でも食べられる」などと評価した。
ほかには、サバを使った生春巻きや、果物をはさんだどら焼き、抹茶のチャーハンなどがあった。
(株)シマムラの島村不二夫代表(60)は「第一段階はクリアできた。改良していけるようまた意見を出し合い、あと一歩ひねりを加えて商品化を目指したい」と話していた。
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