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プロジェクトの企画書を持ってPRする大下さん |
学生団体「才像」(吹上洋佑代表=大阪大学大学院)が10月2日から31日まで、清掃活動や地域住民を取材しインターネット上で全国へ発信しようという「ブルー・サンタクロース・プロジェクト」を展開する。同団体広報を務めている和歌山大学観光学部1年生、大下直人さん(18)は、最終日にJR和歌山駅から南海和歌山市駅間で開く同プロジェクトの参加を呼び掛けている。
大下さんは、和歌山でただ一人の「才像」のメンバーで、高校1年生の時に地元・長野県の駅の再開発に参加したことをきっかけに地域の活性化に興味を持ち始めたという。
当日は和歌山駅から市駅の間を、市内の学生や関西から集まった才蔵メンバーら約100人が青い服装で手を振りながら街を練り歩き清掃する。同時に、地域のいいところなどを写真や映像で撮影し、全国へ発信していく予定だ。
「才像」は全国40大学70人以上が所属する学生団体で、昨年10月に発足。「地域を元気にしたい」という学生たちが集まり、インターネットを使った電話サービスを利用し毎日企画会議を行っている。ことしの5月には「全国都道府県キャッチコピーコンテスト」を開き、1万以上の作品が集まった。
今回は第2弾で、「赤いサンタがプレゼントを届ける」という概念を変え、青いサンタは「きもちを届ける」として地域の人々を温かい気持ちにしたいと企画された。
大下さんは「『まちづくりの太陽』をテーマに地域を照らしたい。まだまだ参加者が少ないので、企画に賛同してくれる人はぜひ一緒に活動してほしい」と話している。参加希望は大下さん(TEL090・4463・2793)。企画詳細は(団体HP、http://saizo.org/、イベントHPhttp://bscp.jp/)。
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