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映像を使ったインターネット教室もある |
県教委は14日、有害サイトや青少年が書き込んだ危険な情報を各学校や保護者に呼び掛けるネットパトロール事業を発展させ、「ネットワーク子ども相談所」を8月下旬に新たに開設したことを発表した。
同サイトは、子どものネット利用による危険性や、安全な使い方などを呼び掛けているほか、県内で起こったネットトラブルの事例と解決法の掲示などもある。
また、県内すべての小、中、高校、特別支援学校の児童・生徒にサイトを利用してもらおうと、2学期が始まると同時に「相談カード」を13万枚配布した。2学期が始まった児童らから携帯電話のネットトラブルや学校での悩みなどの相談が、昨年は3件だったのに対して14日現在では60件を超えるまでになった。
また、ネットパトロールの結果として、本名やメールアドレス、顔写真などの個人情報が記載されたサイトが1243件で、ほとんどが本人のプロフやブログ、SNS系。他人が、個人の情報を書き込むいわゆる「なりすまし」については調査中という。学校名が分かるものは、各学校を通じて注意をしていくとしている。学校裏サイトについては中紀以南の県立高校で1件抽出されたが、最近更新されておらず、過去のものの可能性が高いという。
県教委は「一般、子ども、保護者などさまざまな人に活用してもらいたい」と呼び掛けている。URLは(http://jarinko.net/patrol/)
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