2010年09月21日

00.社会

紀の国スポーツフェス開会式

きのくにスポーツフェスティバル2010 総合開会式

シンポジウムで話し合う(左から)朝原さん、湯元さん、田中さん、髙嶋さん

平成27年に県で開かれる第70回国民体育大会に向けて県民一丸で盛り上げていこうと、県などは18日、和歌山市手平の和歌山ビッグホエールで「きのくにスポーツフェスティバル2010 総合開会式」を開いた。今後、県内各地で開いていく国体関連イベントの第一弾。トップアストリートをゲストに迎えたシンポジウムや、各種スポーツの体験コーナーなど多彩なイベントがあり、集まった約3300人があらためてスポーツの素晴らしさに触れた。

開会式では、国体の愛称が「紀の国わかやま国体」、スローガンが「躍動と歓喜、そして絆(きずな)」に決まったことが発表され、仁坂吉伸知事は「スポーツを通じた地域おこしへ、みんなで盛り上げる和歌山国体にしよう」とあいさつ。市町村を代表して大橋建一和歌山市長に、国体の横断幕のレプリカが贈呈された。

シンポジウムは陸上の朝原宣治さん、レスリングの湯元健一さん、体操の田中理恵さん、智弁和歌山野球部監督の髙嶋仁さんの4人がゲスト出演し、法政大学スポーツ健康学部の山本浩教授がコーディネーターを務めた。競技中に集中力を持続させることの難しさ、大敗を経験することの大切さなどの話題で話し合い、競技で高得点を出すためには「審判を味方につけたり、審判の好みを知ることも大切」といった具体的なアドバイスも送った。山本教授はスポーツを通してさまざまな交流が生まれるとし、「国体を機会に和歌山県をどんどん高い温度にしていっていただきたい」と来場者に呼び掛けていた。





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