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県は7月1日現在の県内の基準地価を発表した。
平均価格は昨年に引き続き全地点で下落し、住宅地は20年連続、商業地は19年連続で下落した。県全体の平均下落率は4・7%で昨年度(4・0%)よりも下落幅が拡大した。
住宅地の平均価格は1平方メートルあたり4万1200円で、平均下落率4・5%。県内9市で唯一、岩出市(平均下落率1・7%)の下落幅が縮小した。大阪などのベッドタウンとして人口増加を続けていることが影響した。
商業地の平均価格は9万2800円で、平均下落率5・4%。JR和歌山駅周辺など、利便性の高い一部地域で下落幅が縮小した。
最高価格地点は、和歌山市友田町5丁目50番 (50万円)、 次いで同市美園町5丁目3番6 (21万円) となった。
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