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バッタのつくだ煮を試食する子どもたち |
ガールスカウト県第13団はこのほど、 海南市大野中のわんぱく公園で 「バッタリンピック大会&バッタ佃煮試食会」 を開いた。
ガールスカウトの活動テーマの一つ、 「一緒になら、 極度の貧困と飢餓をなくせる」 の一環。 もし食べ物がなくなった時の生きるすべを知り、 食べ物への感謝の気持ちを養ってもらおうと企画した。 子ども約20人が参加。
子どもたちは自然豊かな公園でバッタを捕まえた後、 飛ばしてどれだけ長い間飛べるかを競った。 クルマバッタモドキ、 マダラバッタ、 ツチイナゴ、 ショウリョウバッタなど約10種類が見つかった。 中でもトノサマバッタのメスが一番長く約30秒間飛び続けた。
昼からは待ちに待ったバッタの試食会が始まった。 リーダーの中道永子さんらから指導を受けながら、 湯がいて、 ピンク色に染まったバッタの羽と手足を取り除き、 砂糖、 酒、 みりん、 しょうゆ、 だしなどで味付け。 甘辛く煮込んでつくだ煮が完成した。 子どもたちは恐る恐る口に含み、 触感や独特の味を楽しんだ。 江川真央ちゃん (8) と中尾ゆきのちゃん (9) は 「バッタ捕まえるのが楽しかった。 味は少し苦かったかな」 と笑顔で話した。
同団では、 月1回同公園で活動中。 メンバーも募集している。 問い合わせは団委員長の坂口雅代さん (TEL073・483・3363) へ。
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