2010年10月08日

02.政治・経済

県議補選市選挙区告示、知事選前の票の行方注目

和歌山県議会議員和歌山市選挙区補欠選挙

届け出順1現在の主な役職2経歴3最終学歴4住所

欠員2に伴う県議会議員和歌山市選挙区補欠選挙が8日告示され、 9日間の舌戦の火ぶたが切られた。 予想通り、 自民新人の森礼子(42)、 政治団体維新政党・新風新人の関佳哉(66)、 民主元職の浦口高典(55)の3氏が立候補。 選挙は来月行われる知事選の前哨戦との見方もあり、 票の行方が注目されそうだ。 この日、 森氏と浦口氏は市内の選挙事務所前で第一声、 関氏は出陣式を行わず支援者とポスター張りに走った。 投票は17日に行われ即日開票される。

森礼子候補(42)=自民新=
私にお役目が回ってきて青天のへきれき。 これは神様が私にくれた使命だと思い、 皆様のお役に立てるなら全力でやり抜きたいと決意した。 私は2点について特に力を入れていきたい。 一つは子育て支援。 私の経験や友人の声を通して、 社会全体で子育てをする時代に突入しているとひしひしと感じている。 次に観光。 和歌山は歴史、 文化、 自然、 どれをとっても素晴らしい観光資源がたくさんある。 それらを生かしてたくさんの方々に来ていただいて、 町がにぎわい商店街も潤うことを目標に取り組みたい。 女性の感性と視点で、 何よりも生活者の視点で社会を見据え、 より良い社会にしていくために務めさせてほしい。 1番でなければならない。 どうかご支援を。


関佳哉候補(66)=新風新=
和歌山は山脈一つ隔てた所にあり、性格面もあるが保守王国といわれる中、政治も経済も10年単位で遅れている。 大阪府の橋下知事や名古屋市の川村市長らの劇的な思いが県議会に影響していないと感じている。 そういったうねりを正面から受け止め、 和歌山も前に進んでいかなければならない。 また、 北方領土、 竹島、 尖閣諸島問題など、 自分たちの国は自分たちで守らなければならないという、国に対しての思いも伝えなければならない。 そんな思いを県民の一人一人に語り掛けていきたい。 政策としてはサラリーマン議員ではなく、 保身ではいけないといった意識で政務調査費の全面カット、 議員定数と報酬の削減を目指し戦っていく。


浦口高典候補(55)=民主新=
3年半前の県議会議員選挙で落選してしまい、 悔しい、 辛い思いをしたが、 支援していただいた人に申し訳ないと思っていた。 この1年半余りは1万軒以上を回っておわびとあいさつに回らせていただき、 その中で温かい言葉をいただいた。 皆さんの気持ちを大事にしたい。
県の人口が100万人を切り、 これからも減り続けるデータがある。 さらに少子高齢化が進む。 これは今までの政治が間違っていたから。 人数が多いからいいというわけではないが、人がいないと安心して地域で暮らせない。 「どうしたらいいのか」ということを、 補選を通して一緒に考えていきたい。 この選挙は皆さんの生活がかかっている。 9日間死力を尽くして頑張りたい。





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