2010年10月10日

00.社会

向陽中高校の新体育館が完成

和歌山県立向陽中学校・高校

完成した向陽中学校・高校の新体育館

和歌山市太田の県立向陽中学校・高校(板橋孝志校長)の新体育館がこのほど完成し、8日、竣工式が行われた。平成20年11月に旧体育館の解体工事を開始し、約2年をかけて完成。敷地面積約2130平方メートルで、5年後の国体ではバスケットボール競技などの本会場に指定されている。設計は長尾建築設計事務所、施工は(株)淺川組。

体育館の外観は、明るいグレーでまとめられ、正面入口上部には「KOYO」とローマ字で校名が記されている。西側の窓はすべて西日がまぶしくないように熱線反射ガラスを使用。アリーナはバレーボールVリーグクラスの公式試合を行えるほどの広さを確保した。

竣工式には、全校生徒(中学239人・高校952人)と教職員が出席。海草・向陽同窓会とPTAが、日前(ひのくま)の緑とヒマワリをイメージした緞帳(どんちょう)を寄贈。同校卒業生で画家の清水由朗さんからも、竣工を記念して描き下ろした絵画「向日葵」が贈られた。板橋校長は「威風堂々と存在感があり、風格さえもある立派な体育館ができて胸が高鳴る。君たちの手で命を吹き込んでほしい」と式辞。同会の内藤博次会長とPTAの清水良会長も祝辞を述べた。





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