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餌を食べさせる児童 |
動物に愛着を持ち、命を預かる責任感を持たせようと和歌山市江南の市立安原小学校(西浦民子校長)は約2カ月間、県畜産試験場(すさみ町)から借りたヤギ2頭を児童に世話させることになった。3年2組の総合的な学習の一環で、同組がつくる広場「3キラ☆ランド」で餌やり、ふんの処理や住み家作りなどさまざまな世話を通して学習していく。
12日、運ばれてきたヤギを見た児童らは「大きい、おひげかわいい」と大はしゃぎ。そっと手を伸ばしてお腹を触ったり、手を皿のようにしてえさを与えるなどヤギとの触れ合いを楽しんでいた。
間近でヤギを見た嶋田怜奈さん(9)は「目がくりっとしてかわいい、さんぽしたいな」。坂口実希さん(同)は「思ってたよりでかかった」とうれしそうにしていた。同試験場がヤギを学校に貸与するのは初めて。
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