2010年10月21日

00.社会

中央ライオンズと付属小3年

和歌山中央ライオンズクラブ

ペンキで色を塗る児童たち

和歌山中央ライオンズクラブ(有本太一会長)は20日、 和歌山大学付属小学校3年生と一緒に岡公園(和歌山市蔭丁)に展示されている市電「三二一(さにい)号」の車体を塗り替えた。

市が定期的に掃除しているが塗り替えは約10年ぶり。 同クラブのメンバーが市電のペンキがはがれているのを見て、市に申し出た。

この日は会員児童合わせて56人が参加。 児童たちは背伸びをしたり、 かがんだりしながら車体を青のペンキで塗り上げた。 3年の田村莉子さん(9)は 「まさか電車を塗れるとは思っていなかった」 と喜んでいた。

市電は明治42年1月から昭和46年3月まで和歌山市から海南市と和歌山から新和歌浦の2路線で走っていた。 7両あった同系統のうち和歌山市と海南市に2両だけが保存されている。

有本会長(58)は 「皆に見てもらえるように垣根のせん定も行っている。 和歌山のシンボルとして大切に保存していってほしいと思う」 と話していた。





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