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おいしそうにほお張る子どもたち |
全国一の生産量を誇る和歌山産の柿に子どものころから慣れ親しんで食べてもらおうと、伊都振興局と伊都地方農業振興協議会は柿2300個(約500キロ)を和歌山市内の小学校に配布する。橋本市では以前から柿を給食メニューとして出していたが、和歌山市でもPRしていこうと初めて企画。同市内の43校に配られる。
21日、同市鷺ノ森南ノ丁の市立城北小学校(津田成章校長)では、同局地域振興部農業振興課の西野嘉晃課長(55)から柿が贈られ、3年生2人が代表して受け取った。
子どもたちは、柿にはビタミンCやカロテンが含まれ栄養価が高いことなどの説明を受けた後、給食ではキュウリと大根と酢であえた「柿なます」にし、口いっぱいにほお張っていた。
3年生の小西あづきちゃん(9)は「柿は初めて食べた。甘くておいしいです」と喜んでいた。
同校では今後も継続的に柿を使った給食や調理実習をしていく予定だという。
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