2010年10月26日

00.社会

白光印刷が児童に文化施設紹介の情報誌配る

冊子に夢中になる子どもたち(25日、砂山小で) - 白光印刷が児童に文化施設紹介の情報誌配る

冊子に夢中になる子どもたち(25日、砂山小で)

子どもたちに和歌山の文化を知ってもらおうと和歌山市雑賀崎の印刷業「白光印刷」(株)(白子欽也社長)は、県の文化施設を紹介する情報誌『わかやま探検ミュージアム』(隔月刊)を発刊した。創刊号は今月中に県内の小学4、5、6年生の全児童に無料で約3万5000部を配布する。白子社長(50)は、「これまで和歌山でお世話になってきた。何か役に立ちたいと思っていた」と発刊に至った経緯を話している。県教委、県PTA連合会協賛。


各文化施設で子どもに体験学習をさせたい県教委と、同社の社会的責任(CSR)への思いが重なり、実現。県からの補助金などはなく「子どもの未来を応援するスポンサー」(同社)からの広告収入で製作費をまかなっている。

情報誌は紀北、紀中、紀南、その他の4エリアに分けられ、近代美術館(和歌山市)や稲むらの火の館(広川町)、アドベンチャーワールドなど48の施設を紹介。創刊号はこの中から29施設がピックアップされている。

各施設の担当者から記事と写真を入稿してもらい、イベント情報なども掲載されている。

25日には、和歌山市砂山南の市立砂山小学校(辻民子校長)6年生が、来月5日に訪れる同市吹上の県立近大美術館、博物館見学に向けて冊子で事前学習を行った。冊子を見た子どもたちは、これから学習することについて興味津々。松本虎太朗君(12)は「これまであまり知らなかったので、とても勉強になった」と話していた。





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