めっけもん広場で、黄金梅酒「薫」好調

紀の川市豊田のJA紀の里ファーマーズマーケット「めっけもん広場」で、今月から販売が始まった紀州樹熟シリーズ第一弾のリキュール「黄金梅酒『薫』」が好評だ。

従来梅酒に使われる若い青ウメを使用せずに、樹上で熟した実を加工しているため、独特の黄金色になるという。中には、加工で使われた実がすりつぶされて入っている。

同商品は、「那賀振興局政策コンペ事業」の一環で開発。同JAと地元酒造メーカー吉村秀雄商店(岩出市畑毛)などが連携し、地場産果実を使った商品開発を探った。同シリーズでは、今後も新商品を展開。モモ、イチジク、キウイなど地場産果実を使ったものが予定されている。

県の担当課は「いいものだけを使った商品。加工品だけではなく、生果実の販売促進にもつながると期待しています。アルコールが少し高めなので、ソーダ割りがお薦めです」。

価格は500ミリリットル1500円。同店舗ほかホームページ「JAタウン」(http://www.ja-town.com)でも購入できる。