2010年10月31日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

南米産の大ナマズ保護

南米アマゾン原産の大型ナマズ 「レッドテールキャットフィッシュ」

展示が決まった南米産ナマズ

海南市船尾の県立自然博物館に27日、 南米アマゾン原産の大型ナマズ 「レッドテールキャットフィッシュ」 が仲間入りした。

19日、 和歌山市秋月の水路で近所の男性が発見し、 県内で初めて捕獲された。 ペットとして飼育されていたとみられる。 これまで滋賀県で4例、 東京都、 茨城県で1例ずつ捕獲が報告されている。

その名の通り、 赤い尾が特徴。 キャットフィッシュは英語でナマズの意。 体長約58センチ、 体重3・15キロ。 頭部は丸く、 4本のひげがあり、 黒い背中、 白い腹部と色がくっきり分かれている。 丈夫な生き物で飼育しやすいが、 最大130センチにもなる大型種のため、 野外投棄や脱走がこれまでも報告されている。 もし野外に出た場合、 在来種などを食べて生態系を壊す可能性もあるが、 南米産の生き物のため日本での越冬は難しいという。

同館は 「身勝手な投棄はペットにとっても大きな災難。 最後まで責任を持って飼育して」 といい、 啓発の意味も込めて展示する。





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